
入りやすいダイレクト系の保険は出口の給付面も選び方の一つに。
通販型の保険はネット生保と並んでダイレクト系と呼ばれていますが、知名度があり、引受緩和型が多く、一見入りやすいと思いがちです。掛け金も手頃なのも魅力ですが、実は掛け金や告知義務でみてみると、実はチェックする項目がいろいろと多い選び方の難しい保険なのです。
掛け金はダイレクト系よりも、代理店系の方が安い場合があります。
手軽に入れる保険として魅力のダイレクト系ですが、チェリーピッキングという手法でリスクが少ない方には入りやすく、給付も出やすい保険です。
チェリーピッキングとは言わばいいところどり、これは加入者側ではなく、保険会社の視点です。
医療保険で言えば持病リスクの少ない方、突き詰めれば、一定期間内で入院歴のない方で、自動車保険であれば事故歴の少ない方です。
引受緩和型は今まで保険に加入できなかった方に門戸を広げた意味で画期的な商品ですが、やはりリスクを嫌うのが保険会社です。
ゆえにダイレクト系の選び方では引受条件、つまり加入と給付条件の2点を読み込むことが必要です。
保険会社側のリスク選択がチェリーピッキングとも言えるのですが、高齢でも保険に入れる先がダイレクト系です。
同じ年齢で医療保険を探そうと思っても、掛け金の高さで引っ掛かります。
リスクの引受を掛け金か、条件かのどちらかで引きうけているのが保険ということにもなります。
そうした仕組みを知ることで何が自分に使いやすい保険か分かるはずです。
知名度や手頃さだけでなく、その先の給付条件を先ずチェックして加入することがダイレクト系では特に大事になります。
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